キイロスズメバチ駆除【DIY編】自分でスズメバチを退治する方法!

キイロスズメバチの駆除は、自分でおこなうこともできます。しかし、キイロスズメバチはとても攻撃的な種類のため、自力での駆除に少しでも不安を感じたときは、無理せずに駆除業者に依頼しましょう。

この記事では、キイロスズメバチを自力で駆除する方法と危険性についてご紹介します。自分に合った方法を選んで、キイロスズメバチのいない生活を取り戻しましょう。また、最後には営巣させないための予防法について触れますので、ぜひお役立てください。

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キイロスズメバチの駆除方法|自分で退治するには

「巣はないみたいだけど、最近家の周りにキイロスズメバチがいて怖い……」そのような場合は、なるべく早く駆除したいものですよね。

ここでは、巣から離れて飛んでいるキイロスズメバチの駆除について、よく似たアシナガバチとの見分け方や、自力で駆除するために大切なことなどをご紹介します。

よく似たアシナガバチとの見分け方

キイロスズメバチは、アシナガバチとよく似ています。アシナガバチの種類にもよりますが、大きさは『およそ20mmから25mm』と両者に差がありません。

そのため、両者を見分けるときは『飛び方』で判断するようにしましょう。アシナガバチは細長い手足をダラリと下げて、フラフラと上下に軽く揺れながらゆっくりと飛行します。一方、キイロスズメバチはほかのスズメバチの仲間と同様に、素早い飛行をするのです。

危険度という意味でも、区別することができます。アシナガバチはじつのところ温厚な種類が多いです。こちらから刺激しない限り、襲ってくることはまずありません。しかし、キイロスズメバチは、少しでも近づいただけで激しく攻撃してくる荒々しい性格をしています。

また、キイロスズメバチのほうが毒が強いです。症状はさまざまですが、アシナガバチに刺されたときと比較して、重たい症状が出ます。

キイロスズメバチは大変危険な存在です。都市部でも平気で営巣する性質から、もっとも被害件数の多いスズメバチといわれています。もし見かけたときは、刺されてしまう前に駆除しましょう。以下で、自力で駆除する方法について詳しく解説していきます。

自分で退治するために必要なアイテム

キイロスズメバチを駆除するためには、以下のアイテムをそろえましょう。

・防護服
蜂用の防護服はホームセンターやネット通販で購入できます。自治体で借りることができる場合もあるため、自治体の公式サイトを閲覧したり、電話をかけて問い合わせてみましょう。

また、スズメバチは毒針から毒液を噴射する習性もあるため、目を守るゴーグルなどがあるとより安心です。黒いものを攻撃するという習性もあるので、髪の毛を隠すために白い帽子も被るようにしましょう。

・蜂駆除スプレー
さまざまな種類が市販されていますが、できるだけ噴射距離の長いものを選びましょう。また、即効性のある『ピレスロイド』という成分が含まれているものをオススメします。ピレスロイドは蜂の神経を麻痺させる効果があるからです。

・ゴミ袋
殺したキイロスズメバチを捨てるために使います。動かないとはいえ、飛び出ている針には毒が付着しているおそれもあるため、直接触れないようにしましょう。

すべての道具をそろえることができたら、駆除していきましょう。以下で自力駆除の手順について解説しますので、ぜひ挑戦してみてください。

準備が整ったら駆除しよう!

防護服を着用していたとしても着用方法に間違いがあれば、そこを刺されてしまう危険性もあります。そのため、できるだけ離れたところからキイロスズメバチに向けて駆除スプレーを噴射しましょう。

蜂との距離は3mほどあけるとよいです。また、駆除するときは、なるべく風上から風下に駆除スプレーを噴射しましょう。向かい風の状態で噴射しても、蜂に薬剤をうまく浴びせられない場合があるからです。とはいえ、蜂も飛び回ります。風の吹き方を考えながら、薬剤がしっかりと噴射できるように立ち位置を変えながら駆除しましょう。

また、駆除スプレーは逆さにして使わないようにしてください。逆さにするとガスだけが出るようになってしまって、いくら噴射しても駆除できないおそれがあるからです。

薬剤を浴びた蜂は、地面に落ちます。しかし、すぐに近づくことはやめておきましょう。弱っただけで、まだ完全には死んでいない場合もあるからです。そのため、地面に落ちた蜂に向けても駆除スプレーを噴射し、少しの間様子を見て完全に動かないようになったら処分しましょう。ただし、死骸とはいえ絶対に素手では触らないようにしてください。

蜂は死んでからも、まだ毒針を動かすことがあるからです。死んでいるとはいえ、刺されてしまえば毒を受けてしまうことになります。処分する際は清掃用のトングなどを使うとよいでしょう。

スズメバチから身を守るためには

キイロスズメバチに限らず、スズメバチから身を守るうえで大切なことは、『黒色の衣類は極力避ける』と『甘い匂いの香水や整髪剤はつけない』の2点といってよいです。

蜂は黒い物体を敵とみなし、襲いかかってきます。そのため、蜂をよく見かけるようになったときは、黒色の衣類はなるべく避けるようにしましょう。頭髪も黒い場合は、帽子などを被って隠すとよいです。スーツなど、日常的に色の濃いものを着なければならないときは、手間にはなりますが、蜂がいないところまで移動して着替えるとよいでしょう。

また、甘い香りを放つ香水や整髪料の使用も、蜂から身を守るためであれば避けたほうがよいです。蜂はニオイに敏感な生き物のため、刺激されたと勘違いし襲撃してくるおそれがあります。

これらの身を守る方法をとっても、絶対に安全とはいえません。キイロスズメバチに襲われて亡くなる人は毎年何人もいますが、そのなかには自分で駆除しようとして反撃されたことが理由の人もいることでしょう。キイロスズメバチはそれほど危険な生物なのです。

もし駆除作業に少しでも不安を感じたときは、すぐに手を止めて業者に依頼しましょう。キイロスズメバチの駆除について豊富な経験がある業者であれば、難なく駆除をおこなってくれるはずです。

しかし、業者に依頼しようといわれても、どういった業者に依頼すればよいのか見当もつかない人もいらっしゃるでしょう。そういった人は、ぜひ弊社にご連絡ください。多数の駆除業者が加盟している弊社であれば、いつでも最適な業者をご紹介できます。

キイロスズメバチの巣を駆除するには

単体でいるキイロスズメバチをよく見かけるということは、その近くにキイロスズメバチの巣がある可能性が高いです。キイロスズメバチから日常生活を守るためには、蜂トラブルの根本ともいえる巣もしっかりと駆除しましょう。ここでは、自力でおこなう巣の駆除に関してご紹介します。

DIYが危険なケース

オオスズメバチの攻撃力はハンパない!刺されることなく撃退するには

自力で駆除する前に、まずは『自分でやってもリスクが比較的少ない巣かどうか』を判断しましょう。もし基準に当てはまらない場合は、自力で駆除をおこなうリスクが極めて高いため、駆除業者に依頼しましょう。以下はその判断基準になります。

・基準1.巣の大きさ
巣の直径が『15cm』以上もある場合は、自力で駆除しないようにしましょう。それほどの大きさの場合、すでに巣の内部で大量の働きバチが生まれていると考えられるからです。15cm以下の比較的小さな巣であれば、まだすべての働きバチが生まれていない可能性が高いため、駆除したときに反撃されるリスクも低いといえます。

・基準2.巣の場所
天井裏や地中など、巣の全容を捉えづらい空間にできている巣は、駆除の難易度が極めて高いため、自力でおこなわないようにしましょう。軒下や木の枝など、比較的開けた空間にあって、巣の全容を把握できる場合のみ自力で駆除するようにしてください。

これらの基準から、自分で駆除しても問題ないと判断できたら準備をしっかりとしたのち駆除にとりかかりましょう。以下で、巣の駆除について解説します。

駆除に適した時間

駆除は『日没後』におこないましょう。日中、エサを求めて飛び回っていた働きバチは、日が沈むと順に巣へ戻ってきます。巣に戻ってきた蜂は休息状態に移行するため、日中よりも攻撃性が弱まり、駆除が楽になるのです。

巣の駆除に必要なアイテム

巣の駆除をおこなうときは、単体で飛行しているキイロスズメバチの駆除について解説したアイテムに加え、以下のものを用意しましょう。

・懐中電灯
日没後は辺りが暗くなるため、作業しやすいように懐中電灯が必要です。赤いセロハンを懐中電灯のヘッド部分に貼ることによって、蜂への刺激を軽減することができます。

・高所に届く棒
キイロスズメバチの巣が高所にある場合、叩き落とすために必要なものです。高枝切りバサミや物干し竿などで問題ありません。巣に届くのであれば、ほかのものでもよいです。

これらに加えて、少し費用がかかっても構わないという方は、駆除スプレーを何本か買い足しておくことをオススメします。巣の駆除に使う駆除スプレーの量は、飛んでいる個体を相手にするとは比較にならない量になるからです。せっかく駆除がうまく進んでいたのに、途中で駆除スプレーがなくなってしまったという事態を防ぎましょう。

自分でできる巣の駆除方法

防護服に身を包み、肌が露出している部分がないことを確認したら、日没後に駆除作業をはじめましょう。以下が駆除手順になります。

1.できるだけ接近し、巣の表面に駆除スプレーを噴射する
ゆっくりと、静かに巣から2mほどの地点まで近づきましょう。巣の表面に何匹かキイロスズメバチがいる場合は、まずそれらを駆除します。そのために、巣の表面に向けて駆除スプレーを噴射してください。噴射すると、巣穴から蜂が出てきますが、ひるむことなく、最低でも3分は噴射を続けましょう。

巣の表面にキイロスズメバチが1匹も止まっていない場合は、次の『巣の内部の駆除』から取りかかっても問題ありません。

2.巣の内部に駆除スプレーを噴射する
キイロスズメバチの巣は、出入り口が一か所しかありません。巣の表面に対する噴射作業を終えたら、次はその一か所しかない出入り口からスプレーのノズルを挿入し、またしばらく噴射を続けましょう。このときも巣から蜂が飛び出してきて、身体めがけてぶつかってきたり、周りを飛び交ったりしますが、臆することなく噴射を続けてください。

また、巣の内部の駆除方法はもうひとつあります。それは、はじめに巣穴をテープで止めてしまったり、タオルなどを詰めて埋めたりしてから、巣の上部や側部にスプレーのノズルが刺さる程度の小さな穴を開け、内部に噴射するやり方です。

3.長い棒で巣を落とす
地面に叩き落とさなければ処分できない場合は、巣から出てくる蜂がだいぶ少なくなったタイミングで、高枝切りバサミや物干し竿で落としましょう。割れた巣から蜂がまだ出てきて辺りを飛び交う場合は、駆除スプレーを使って徹底的に駆除しましょう。

4.巣と死骸をゴミ袋に入れて処分する
地面に落ちている死骸と巣を、残さずゴミ袋に入れましょう。燃えるゴミとして処分することが可能です。死骸とはいえ毒針の危険性は残っていますから、死骸を拾う際は素手でおこなわないようにしましょう。

ここでご紹介した方法は、あくまで直径が『15cm』以下の巣の場合です。15cm以下の巣であっても働きバチが反撃してくる可能性は高いですが、基準値を超えている巣の場合は反撃の激しさが比べものになりません。巣の大きさがどれくらいなのか測ることは難しいですが、ひと目で大きいとわかるようであれば駆除はプロに任せましょう。

少しでも無理そうだと感じたらプロを頼りましょう!

たとえ自分で駆除できる基準を満たしている巣であっても、蜂駆除は知識や経験が少ない人にとっては極めて難易度の高い作業です。スズメバチが鳴らすカチカチという警告音を聞いたり、巣に近づいて反撃を受けたりしたとき、少しでも「自分には無理だ!」と感じたら、プロを頼りましょう。

もし駆除業者選びでお困りのことがございましたら、ぜひ弊社にご連絡ください。多くの業者が加盟している弊社であれば、ご要望に合った業者をご紹介することができます。24時間、早朝でも深夜でも対応可能な業者のご紹介も可能です。お電話お待ちしております。

キイロスズメバチが巣を作るのを予防する方法

キイロスズメバチの被害を回避するためには、駆除の方法だけでなく、予防する方法について理解を深め、実行することも大切です。予防さえしっかりとおこなっておけば、駆除が必要になることもありません。ここでは、巣を作らせないために大切なことをご紹介します。

スズメバチが巣を作りやすい場所の特徴

キイロスズメバチは、以下のような場所を営巣地として好みます。

  • 床下
  • 屋根裏
  • 木の上
  • 軒下

巣を作り始めたばかりの女王バチと少数の働きバチしかいない時期は、床下や屋根裏といった閉所を好む特徴があります。そして、巣が大きくなって働きバチの数も増えてくると、木の上や軒下といった開けた空間へと引っ越すのです。

営巣予防をおこなう効果的な時期

キイロスズメバチの巣は、4月から5月ごろに作られていきます。女王バチが1匹で行動して営巣をはじめるのです。この時期を『単独営巣期』といい、営巣予防に効果的な時期になります。

この時期はまだ巣もなく、仮に巣ができ始めていたとしても、まだ女王バチ1匹の場合が多いです。女王バチは攻撃性も低く、蜂駆除スプレーで問題なく駆除できます。このときに女王バチさえ駆除してしまえば、巣を作られることはありません。

また、この時期に入る前に営巣場所として狙われやすいところに、前もって蜂駆除スプレーを噴きかけておくことも営巣予防として効果的です。

的確な予防を希望ならプロに相談しましょう!

「自分で予防をおこなってみても、毎年キイロスズメバチに悩まされてしまう」そういった人は、予防がうまくできていない可能性があります。プロの駆除業者に依頼して、的確な予防を一度おこなってもらうとよいでしょう。

一度依頼すれば、そのときにプロがおこなう方法を観察することができます。そして、自分でもやれるところを模倣すれば、今後のキイロスズメバチ予防もより効果的なものになるはずです。

もしプロの駆除業者選びでなにかお困りのことがございましたら、ぜひ弊社にご相談ください。キイロスズメバチを含め、蜂の被害の状況確認や駆除にかかるお見積り書作成を、無料でおこなっている業者のご紹介も可能です。蜂トラブルのご相談は、24時間365日受け付けております。ご都合のよろしいときにご連絡ください。お電話お待ちしております。

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この記事の執筆者
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