スズメバチの巣の種類|巣の特徴や巣を作りやすい場所について解説!|【日本全国対応のハチ110番】

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スズメバチの巣の種類|巣の特徴や巣を作りやすい場所について解説!

スズメバチの巣の種類|巣の特徴や巣を作りやすい場所について解説!

スズメバチの巣の発生場所は、軒下のような開放的な場所だけでないという点を知っておかなければなりません。スズメバチは種類によって、土の中や床下に生息するものも存在するため、知らずに近づいて刺されてしまう危険性があるからです。

当記事ではスズメバチの巣の種類や巣を作りやすい場所などの特徴をご紹介しています。この記事を参考にして、ハチの種類を判別できるようにしてみてください。

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スズメバチの巣の種類について解説!

基本的に、スズメバチの巣は種類問わずマーブル状の模様をしており、完成すると60cmほどの球体の巣になることも珍しくありません。また、初期状態の巣はトックリを逆さにしたような形になっているのも特徴的です。

もちろん例外もあるのですが、スズメバチの巣にはこのような、共通した特徴があります。しかし、スズメバチの種類によっては巣を作りやすい場所に違いがみられることがあるのです。

ここではスズメバチの種類によって異なる、巣を作りやすい場所についてご紹介します。どの場所にどんなスズメバチが巣を作りやすいのかを知っておけば、スズメバチの巣を見かけたときに、すぐに種類の判別がしやすくなるでしょう。

オオスズメバチ

オオスズメバチ

【好んで巣を作る場所】

・土手などの土の中
・木の内側に空いた穴

オオスズメバチは、土の中や木の穴などの狭くて人目のつきにくい場所を好んで巣を作る傾向にあります。とくに土の中で巣を作っている場合、周りの草むらなどで穴が隠れがちなので巣の存在に気づきにくいです。

また、オオスズメバチはスズメバチの中でもとくに攻撃性の高い種類で、時期によっては巣に近づくだけでおそいかかってくることもあります。知らないうちに巣に近づいていて、刺されてしまうといったケースも考えられるため、オオスズメバチを見かけたら木や草むらに近づかないようにしましょう。

キイロスズメバチ

【好んで巣を作る場所】

・天井裏や天井
・軒下
・壁の隙間
・床下

キイロスズメバチは閉鎖的・開放的な空間にかかわらず、人間の生活圏のさまざまな場所に巣を作ることがある種類です。最初のころは天井裏や壁の隙間に巣を作ることが多いのですが、個体数が増えてくると巣の引越しをすることがあります。その場合、軒下などの広い場所で大きな巣を作ることがあるので注意が必要です。

また、キイロスズメバチは繁殖能力が高いというのも注意すべきポイント。軒下などに引越ししたときには、すでに膨大な数のキイロスズメバチが繁殖しきっていることもあります。そのため被害が深刻化しやすく、毒針に刺される可能性も高いので危険なのです。

コガタスズメバチ

【好んで巣を作る場所】

・樹木の隙間や枝など
・軒下

コガタスズメバチは、おもに樹木の枝や隙間などを好んで巣を作る種類です。庭木といった高い木だけでなく、生垣などの低い位置にも巣を作る場合があるので油断はできません。葉や枝に隠れて巣の存在に気づきにくいので注意しましょう。なお、ほかのスズメバチ同様軒下にも巣を作る場合があります。

また、コガタスズメバチはオオスズメバチと似た姿をしていますが、おとなしい個体が多いため攻撃性は比較的低いです。しかし、下手に刺激してしまうと巣を守るためにおそいかかってくる可能性があるため、早めに駆除をするようにしてください。

モンスズメバチ

【好んで巣を作る場所】

・木の内側に空いた穴
・屋根裏
・壁の隙間

閉鎖的な空間で巣を作りやすいのがモンスズメバチの特徴です。とくに天井裏に発生しやすく、数が多くなるとキイロスズメバチのように広い場所へ巣を引越しします。また、モンスズメバチはハチの中でも珍しく、夜間でも行動が可能。そのため、夜に巣に近づいたり、光や音で刺激したりしてしまうと刺されるおそれもあるため危険度は高いです。

このように、スズメバチの種類によって巣を作りやすい場所や特徴が異なってきます。とくに屋根裏や床下に発生したスズメバチの巣は、駆除するのが難しいうえに刺されるリスクが高いです。この場合早急に駆除が必要になるため、業者に依頼して駆除してもらうことをおすすめします。

もし、「スズメバチの巣に困っている」「早めの駆除が必要」といった場合は、ぜひ弊社をご利用ください。弊社では、スズメバチの巣を手早く駆除可能な業者を紹介することも可能です。

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ハチの種類別!巣の見分け方

人間の生活圏に巣を作る種類のハチは、スズメバチだけではありません。スズメバチ以外の巣の特徴も知っておくと、ハチの巣の早期発見につながるため刺されるリスクを減らすことができるでしょう。ここで、スズメバチ以外で注意しておきたいハチの巣の見分け方についてご紹介します。

アシナガバチの巣の特徴

アシナガバチの巣の特徴

【好んで巣を作る場所】

・軒下
・窓枠
・ベランダ

軒下やベランダなどの開放的で風通しのよい場所で、六角形の穴が無数に空いたシャワーヘッド状の巣が見られたら、それはアシナガバチのものである可能性があります。最初は5cm程度の小規模の巣ですが、完成すると10~15cmほどの大きさになるため、注意が必要です。

また、アシナガバチの種類によっては草むらなどの見えにくい場所で巣を作ることも。さらに、アシナガバチに刺されると激痛が走り、大きな腫れが出るため危険です。

ミツバチの巣の特徴

【好んで巣を作る場所】

・屋根裏
・床下

ミツバチは、屋根裏などの閉鎖的な空間を好んで巣を作ることがあります。巣の形状は横に広い板のような形であり、大きくなると板が何枚も重なったような巨大な巣になることも。繁殖力がかなり高いため、放っておくとどんどんと増えてしまう場合があります。

また、ミツバチは比較的おとなしいハチで、危険度でいえばアシナガバチやスズメバチよりも低めです。とはいえ、巣に危険がおよぶと集団で刺しに来る場合があります。さらに、ミツバチは飛びながら排泄をするため、家や洗濯物などが汚染される可能性があります。自宅の周辺にできているのなら駆除しておいたほうがよいでしょう。

ハチの巣を見つけたときの注意点

いきなりハチの巣を発見したら、つい慌ててしまい冷静な判断が難しくなるかもしれません。もし間違った対応をしてしまうと、最悪の場合ハチに刺される可能性があります。そのため、もしハチの巣を発見したとき刺されないよう、ハチに対してしてはいけない行動について知っておきましょう。

むやみに近寄らない

むやみに近寄らない

ハチの巣を発見したら、まずは巣の位置から離れることが大切。無理にハチの種類を判別しようとして、むやみに近寄らないようにしましょう。とくにスズメバチは、巣に少し近づいただけで刺してくる危険なものもあります。また、スズメバチの巣やハチの種類をどうしても確かめたいときは、双眼鏡などを使って遠くの位置から確認するようにしてください。

大きな声を出さない

もしハチの巣を見つけた場合、そのハチの巣や活動しているハチを刺激しないように注意してください。ハチを追い払おうと手を動かしたり、大きな声を出したりすると、ハチがその手ぶりや声に危険性を感じて、攻撃しようとしてくる場合があります。

また、ハチの巣の近くを走って通りすぎるのも、ハチの巣に振動を与えてしまうので注意が必要。駆除するまでは、とにかく巣を刺激しないよう慎重に行動しましょう。

自分でハチの巣を駆除するときの注意点

初期の小さい巣などの場合に限りますが、スズメバチの巣は自分で駆除をすることが可能です。ただし危険な作業がともない、状況によっては巣の駆除自体が困難な場合もあります。以下4点すべてにあてはまれば自力での駆除を検討してもよいかもしれませんが、なるべく業者依頼で解決しましょう。

【自力でスズメバチの巣駆除で確認すべきこと】

・大きさ10cm以下の初期状態の巣であるか
・軒下や窓枠などの開放的な場所であるか
・働きバチが少ない4月~6月上旬の時期であるか
・日没から2~3時間の時間帯に作業できるか
・昼行性のハチであるか

基本的にハチは昼行性の昆虫であり、夜は働きバチも巣に戻ってきているためこの時間帯に駆除をおこなう必要があります。しかし、モンスズメバチのような夜でも活動可能なハチもいるため、自力で駆除をおこなうまえにスズメバチの巣の種類を特定しなければなりません。

■必要な道具

スズメバチの駆除で準備するもの
道具 用途
駆除用の防護服、ゴーグル、手袋、長靴 毒針から身を守る
殺虫スプレー スズメバチを駆除する、2~3個用意
懐中電灯 作業時に巣の位置を確かめる
赤いセロファン 懐中電灯のライト部分に貼る
ゴミ袋 スズメバチの巣を入れる、2袋以上用意
長い棒 高所にあるスズメバチの巣を落とす

スズメバチの巣の駆除はとても危険な作業です。自力での駆除にとりかかるために、防護服の不備や殺虫スプレーの残量などに問題ないかなど、念入りな準備と確認をおこたらないようにしてください。

■スズメバチの巣駆除の手順
(1)スズメバチの巣に近づく
準備ができたら、巣から2~3m付近のところまで近づきましょう。スムーズに移動するために、できれば明るいうちに巣の正確な場所を確認しておくのがベストです。

(2)殺虫スプレーを使用する
スズメバチの巣にうまく近づくことができたら、巣の表面に向かって殺虫スプレーを使用しましょう。殺虫剤の成分をしっかりといき渡らせるため、2~3分間程度はスプレーを噴射し続けます。殺虫剤をかけるときにスズメバチが巣から出てくることがありますが、ひるまずそのままスプレーをかけるようにしてください。

(3)巣を切り離す
ひと晩ほど様子を見てハチがいないことを確認したら、巣の接着面をはがしてゴミ袋に入れていきましょう。巣が手の届かない位置にある場合は、長い棒を使ってうまく落としていきます。

また、処分が終わるまでに袋が破れて毒針が貫通するおそれがあるため、袋は2重にして使用してください。巣を切り離して袋に入れたら、念のため殺虫スプレーを袋全体にかけていきます。その後、お住まいの自治体のルールに沿って処分すれば駆除が完了です。

以上が、自力でスズメバチの駆除をする方法となります。さまざまな道具が必要で、かなり体力のいる作業になるため、人によっては難しいと感じるでしょう。もし、自力での駆除が難しかったり、ハチの巣が怖いと感じたりしたら、業者に依頼して解決してもらうほうが安全です。

また、ハチの巣駆除の必要性を少しでも感じたら、ぜひ弊社にご相談ください。弊社では、お客様のお困りごとをヒアリングし、適切なハチの巣駆除業者をご紹介する事業を展開しています。お電話やメールは24時間、365日対応可能ですので、お急ぎの際にはいつでもご相談ください。

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この記事の執筆者
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