スズメバチの危険な季節は?蜂たちの種類ごとの活動時期や弱点とは

スズメバチが活発になる季節は夏で、アシナガバチやミツバチといった他の蜂たちの活動時期もやはり夏がメインです。

暑くなってくると蜂をよく見かけるため、刺される危険があるのは夏というイメージあるかもしれませんが、実は蜂に攻撃される可能性は1年中あります。

日本には多くの種類の蜂が生息していて、その活動時期にはズレがあり、凶暴性が増す時期も違うのです。小さなお子様やペットのいるご家庭などは特に知っておきたい蜂たちの生態と活動時期

種類ごとの危険な時期や弱点、状況別の対処法などをチェックして、被害を避けるためのガイドにしてくださいね。

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蜂の活動時期は?

毎年、春から秋の期間は蜂の活動期間になります。集団で巣を作る蜂も、その他の虫たちと同じなのですね。冬になると巣そのものの活動がストップし、ほとんどの蜂は女王蜂以外の働き蜂たちが春を迎える前に死んでしまいます。

そういった理由から、冬から冬眠後の春先まではハチ被害の少ない時期になります。この活動時期の中でも、蜂が最も興奮しやすく凶暴となる時期があり、蜂の種類によって異なりますが、どの蜂もだいたい2か月間あります。

その頃蜂の世界では働き蜂が生まれ、巣の規模がどんどん大きくなります。それにつれて女王蜂が外に出ることはなくなり、繁殖のピークを迎えるため、蜂は巣を守るために近づくものに対して強い攻撃性を示すのです。

そのため、もし初夏に家の軒下や庭木に巣作り始めの小さな蜂の巣を見つけたら、すぐに駆除をおすすめします。そのまま放っておくと秋口には巣の大きさは何倍にもなります。

それと蜂の活動時間帯ですが、日本にいる蜂は基本、昼に活動夜になると巣に戻りおとなしくなります。でも蜂は気温の低い日や雨の日はほとんど活動しないので、時間というよりは日照時間によるようです。

スズメバチの活動時期とライフサイクル

蜂の活動時期を知ることで、いつスズメバチに警戒すればよいのかがわかるようになります。またスズメバチに襲われないようにするためには、スズメバチが1日をどんな流れで生活しているのかを知っておくことも大切です。

この章では具体的なスズメバチの活動時期とライフサイクルについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

夏から秋にかけてはスズメバチに要警戒

夏から秋にかけてはスズメバチに要警戒

日本で見かけるスズメバチにもキイロスズメバチなど何種類かありますが、人が刺される刺傷被害が多いのはだいたい8~10月の3か月間で、中でも9月が最も多いといわれています。

この時期は私たち人間もキャンプや山遊びなど、アウトドアやレジャー目的で林や森に行く機会があるのでなおさら被害が多いようです。スズメバチは、大きな顎をカチカチと鳴らして警告を出し、敵に対し周辺を大きな弧を描きながら飛びまわることがあります。

このような場合は近くに巣がある証拠です。スズメバチの種類や巣の場所によって範囲が変わりますが、巣に近づいてくる相手に対して威嚇を始める“警戒範囲”というものをもっているのです。スズメバチが威嚇を示している間に敵が立ち去らないと攻撃を仕掛けてきます。

この警戒範囲は、過去に敵が侵入してきた経験がある場合、広くなることがわかっています。針で刺す以外にも、顎でかまれる可能性もあるようです。

蜂の中でも一番恐ろしいと知名度があるのがスズメバチでしょうが、そのスズメバチが攻撃するのは基本的に“エサ場を荒らす・巣に危害を加えると判断された対象”と、幼虫のエサになる昆虫です。

人間がスズメバチに刺されるケースの多くはこういった“対象”になってしまったため、敵とみなされ襲われる場合です。では、スズメバチの対象にならないためにも気をつけるべきことを挙げていきます。

・赤・黒・青などの濃い色の衣服は刺されやすいので、白っぽい色を選ぶ
(蜂は全体的に視力が弱く目印となる濃い色に対し特に攻撃性を強めますが、この傾向が顕著に出るのがスズメバチです。)

・香水や匂いの強い化粧品、整髪料を使っているときは巣に近づかない
(スズメバチはにおいにも敏感です。花や果実のような甘い香りに反応しやすいようです。)

あとは当たり前ですが、巣にむやみに近づかない、石を投げたり突くなど刺激しない、急激な動作を避けることです。

種類によって危険シーズンが異なる場合も

スズメバチは種類によって活動時期が多少異なります。ここでは具体的にどの時期にどのスズメバチに警戒すればよいのか、説明していきます。

・5月~9月が活動時期
ヒメスズメバチ

・5月~10月が活動時期
モンスズメバチ

・5月~11月が活動時期
オオスズメバチ、キイロスズメバチ、コガタスズメバチ

このようにスズメバチには、冬が近づき寒くなり始めた頃にも活動している種類がいます。夏だけ警戒していればよいというわけではありません。

スズメバチの1日の流れ

最盛期におけるスズメバチの1日の流れは、以下のとおりです。

・朝
スズメバチは朝に、エサや材料を収集するために出掛けます。1日の中で最も活発に行動するので、最も気をつけるべき時間帯といえます。

・昼
昼間もスズメバチは活発に行動しますが、日差しの強い日中は元気がなくなります。しかし日が弱くなってくる夕方は、再び元気を取り戻すので注意が必要です。

・夜
スズメバチは基本的に夜には活動しません。多くの個体が巣に戻って、幼虫の世話や巣の手入れをしているからです。しかしモンスズメバチという種類の個体は夜にも活動します。非常に攻撃性が強い種類なので警戒しましょう。

スズメバチの引越しで突然巣ができることも…

キイロスズメバチ、モンスズメバチ、チャイロスズメバチの3種類は、働きバチが羽化した後、巣が狭くなってくると引っ越しをします。この引っ越しがおこなわれるのは、主に7月から8月です。

蜂は巣を作る場所が決定すると、たくさんの働きバチが急速で作業を進めるので、突然巣ができたように感じることもあるかもしれません。

最強生物スズメバチ、弱点はあるのか

蜂の中では“最強”といわれることも多いスズメバチですが、実は“弱点”もあります。スズメバチの弱点は、以下のとおりです。

・雨が苦手
スズメバチは雨を苦手とします。スズメバチの羽はデリケートにできているので、水に濡れると羽が水分を含んで飛べなくなってしまうのです。また雨が降っていなくても、スズメバチは水が苦手なので、ホースなどで水をかけてやれば動きを弱らせることができます。

・低気温が苦手
スズメバチは、低気温が苦手です。そのため多くのスズメバチは冬を迎える前に、寿命を迎えてしまいます。スズメバチは気温が20度を下回ると活動できなくなるので、冬を越すことができないのです。

「スズメバチの巣を見つけた!」絶対に近づかず業者に連絡を

スズメバチは危険な生物です。刺されてしまうと最悪、死にいたる場合があります。巣を発見したときには、自分で処理しようとはせずに業者に頼みましょう。

業者をお探しの際は、ぜひ弊社にご相談ください。弊社がご紹介するのは、厳正な加盟店審査をクリアした優良業者ばかりです。はじめての方も、安心してご利用ください。

 

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寒い季節に攻撃性が増すミツバチ

スズメバチは冬の寒い時期になると活動がおとなしくなりますが、ミツバチは対象的に攻撃性を増していきます。ミツバチは刺さないというイメージがあるので、意外ですよね。ではここからは、あまり知られていないミツバチの危険性について紹介していきます。

寒い季節に攻撃性が増すミツバチ

寒い季節に攻撃性が増すミツバチ

スズメバチやアシナガバチと違い、おとなしいイメージのミツバチ。実際、基本的にはおとなしく刺傷被害も少ないですが、ほかの蜂とは違い、巣にいる蜂すべてが冬を越える“越冬”を行います。それもただ冬眠するのではなく、全員で密集して体温を上昇させ寒さを防ぎ続けます。

また、ほかの蜂に比べると、活動や産卵の再開時期がとても早いことも特徴です。そのため10~11月ごろの越冬の準備期間や2~3月ごろの越冬終わりの活動再開直後にあたる寒い時期に敵への攻撃性が増します。ほかの攻撃性の高い蜂と同じイメージではいけないのですね。

こちらから手を出さなければ攻撃されることは稀なミツバチは、毒針を使って攻撃するのは近づく敵から巣や自分自身を守るときのみです。なぜならミツバチは毒針を使うと死んでしまうからです。針が内臓と一緒になっており、相手を刺すときに一体となって抜け落ちてしまうためです。

そのため日本に生息するミツバチは体格で劣る敵に対しては、集団で包み込み体温を上昇させて蒸し殺す“蜂球”と呼ばれる手段をとることもあります。また、この蜂球と呼ばれる動きは新しい女王蜂が生まれたときにも使われます。

同じ巣に2匹の女王蜂がいることはできないので、元の女王蜂は働き蜂の半分を連れて次の巣をつくりに出ていくのですが、このときに女王蜂の身を外的から守るために蜂球をつくります。それでもたくさん密集したからといって、こちらから攻撃をしなければ襲ってくることはなく、攻撃性はあまり高くありません。

ミツバチは駆除しなくても害はないの?

スズメバチなどと比べると攻撃性が低いミツバチですが、「駆除しなくてもよい」というわけではありません。ミツバチを駆除すべき理由は、以下のとおりです。

・糞で汚れる
ミツバチは飛行をしながら、排泄をします。この排泄物が家の壁や車などに付くと、掃除が大変です。ミツバチは白いものに向かって排泄をする性質があるため、ベランダに干してある衣類やシーツなどに糞をまき散らされてしまうこともあるかもしれません。

・蜂蜜や死骸の体液が“染み”や“汚れ”の原因になることも
ミツバチは、屋根裏、床下、壁板の裏などで巣作りをおこないます。そのためミツバチが巣に溜めている蜂蜜が漏れ出すことによって、天井や壁に染みや汚れができてしまうことがあるのです。またミツバチの死骸から出た体液が、屋根裏から染み出して汚れの原因になってしまうこともあるでしょう。

困ったら養蜂所に相談するのも手段のひとつ

ミツバチに困っている場合には、養蜂所に相談するのもひとつの手です。ミツバチはスズメバチに比べると凶暴性が低く、殺虫剤に対する耐性もさほど高くないので、蜂の扱いに慣れている養蜂所なら簡単に駆除をおこなうことができます。

蜂の養殖や蜜の採取のために、巣を回収したいという養蜂所もあるので、快く相談に乗ってくれるでしょう。

「どうしていいかわからない」判断に迷ったら業者を頼る方法もあります

ミツバチの駆除に悩んでしまったら、迷わずに業者に相談するようにしましょう。ミツバチの凶暴性はさほど高くないものの、それでも刺されるリスクはあります。

ミツバチの巣を発見した場合は、自分で駆除をおこなうのではなく、なるべく業者に依頼するようにしましょう。弊社にご相談いただければ、優秀な業者をご紹介することが可能です。ぜひご利用を検討してみてください。

 

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油断は禁物!1年中蜂に注意

先ほど述べたように、スズメバチは種類によっては5月から11月まで活動する個体もいます。またミツバチは冬の寒い時期にも活動しているので、蜂は1年中注意が必要ということになります。

【緊急時の対処法】こんなときはどうするべき?

【緊急時の対処法】こんなときはどうするべき?

どんなに気をつけていても、蜂が近くに寄ってきてしまうこともあるでしょう。ここでは、そういった場合の対処方法をご紹介します。

・家に入ってきたとき
蜂が突然、家の中に入ってきたら慌てますよね。しかし下手に騒ぐと蜂を興奮させてしまい、襲われる危険性が高まります。スズメバチを除き、多くの蜂はそこまで攻撃的な生き物ではありません。

蜂は自分の身に危険を感じたときか、巣が襲われているときにだけ攻撃的になるものです。蜂が家に入ってきたら、立ち去るのを静かに待ちましょう。また、蜂は音に敏感に反応します。蜂を興奮させないためにも、悲鳴をあげたりせずに落ち着いて対応するようにしましょう。

他にも、蜂は匂いにも鋭く反応します。蜂を室内におびき寄せないためには、日ごろから香りのする制汗剤や香水を付けないようにしたほうがよいかもしれません。

・運転中の車に入ってきたとき
運転中に蜂が車に侵入してきた場合は、慌てずにそのまま運転しましょう。先ほど述べたように、蜂は本来自分から攻撃するような性質を持っていません。なので、蜂が入ってきた場合でも大きな声で叫んだり、蜂を振り払おうとしたりしないようにしましょう。

運転をしながら、コンビニの駐車場など車を止められそうな場所を発見したら、駐車して窓を全開にしてください。蜂が車から出ていくのには時間がかかるので、外に出られるような安全な場所に車を停めるのがポイントです。

他にも蜂は甘い香りに敏感に反応します。車内に甘い香りを放つものを置いていると蜂は外に出ていかないので、消臭剤などは無臭のものを選んだほうがよいでしょう。

まとめ

蜂の生態と活動期間、攻撃的になる時期についてまとめましたが、それを知ることで蜂に刺される被害を防ぐことに繋がるのではないでしょうか。蜂も厳しい自然界を生き抜くために、それぞれに合う方法で身を守り生態系を保っています。

そのため攻撃的になる時期もありますが、私たちヒトが蜂の生態を知っていれば攻撃の対象にならないように対策をとることもできます。

それでも気づかぬうちに巣を作られてしまい困ることがあれば、殺虫剤を使うなどご自身で対処せず、ハチ駆除のプロにお願いして蜂被害を最低限に抑えましょう。

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この記事の執筆者
ハチ110番編集部
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専門文献や駆除業者・専門家への調査をもとに、蜂の駆除・予防法や駆除業者の選び方など様々なテーマで情報発信をおこなっております。
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