ツマグロスズメバチの危険性!攻撃性の高さや見た目の特徴について|【日本全国対応のハチ110番】

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ツマグロスズメバチの危険性!攻撃性の高さや見た目の特徴について

ツマグロスズメバチは、スズメバチ属に分類されている一種の中でも大型とされる種類です。ほかのスズメバチと同じく、針で刺されてしまうと激しい痛みや腫れ、アナフィラキシーショックを起こすおそれがあります。

この記事では、危険なスズメバチの一種であるツマグロスズメバチの見た目の特徴や生態、危険性などについてご紹介します。

命に関わる事態を防ぐためにも、ツマグロスズメバチの巣を駆除する際のポイントや、危険を感じた場合の正しい対処法もしっかり理解しておきましょう!

 

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ツマグロスズメバチの生態と危険性

見た目の特徴

日本で見られるツマグロスズメバチの見た目は、体全体が赤茶の褐色で、腹部が黒と黄色でくっきりと分かれているのが特徴的です。

また、体全体が黒色で、腹部がオレンジと黒でくっきりと分かれている亜種も存在しています。体長は働き蜂で20mm前後、女王蜂で25mm前後となっており、見た目で女王蜂と働き蜂を判別することが可能です。

どこに生息しているの?

ツマグロスズメバチは世界各地に生息しており、原産地がどこであるのか現在では不詳となっています。日本では、本州に生息しておらず沖縄でのみ目撃されている蜂です。日本以外ではスリランカやインド、台湾、インドネシアなどに生息しています。

ツマグロスズメバチの危険性

スズメバチという名前から連想できるように、ツマグロスズメバチも非常に危険な蜂の一種です。こちらから刺激しなければ、攻撃目標にされることはないですが、攻撃性は高いため、誤って巣に近づいてしまうと、襲われてしまうおそれがあります。

毒針をもっているのはメスのみで、オスに毒針はありません。しかし、ツマグロスズメバチの針には、ほかのスズメバチと同様に毒が含まれています。

この毒針に人間が刺されてしまうと、アナフィラキシーショックによって、最悪の場合死にいたってしまうおそれがあるのです。ほかにも、毒を空中に散布させて仲間を呼ぶために使われることもあります。

蜂の毒がもし人間の目に入ってしまった場合、失明してしまうおそれもあるので非常に危険です。

身近に巣が作られている場合も……

ツマグロスズメバチの女王は1m前後の高さを好んで巣を作り始めます。とくに、木の枝や草むらなどに巣を作ることが多く、気づかないうちに身近で巣を作られているおそれもあるでしょう。

巣がある程度大きくなったら、高い場所へ引越しすることもあり、10m以上ある木などに巣を作ることもあるそうです。

ツマグロスズメバチの巣を発見したら?

もし、身近でツマグロスズメバチの巣を発見してしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。考えられる対処法は、おもに以下の2つとなります。

【自分で駆除する】
しっかりとした準備とツマグロスズメバチの駆除に関する知識があれば、自分で駆除することも可能です。しかし、ツマグロスズメバチは、巣に近づいてくる相手に対して非常に攻撃的になります。

そのため、自分で駆除をしようとすると、ツマグロスズメバチに襲われてしまうおそれがあるのです。もし、どこか準備に不備がある状態で駆除をおこなってしまったとしたら、ツマグロスズメバチの毒針に刺されて、重症となってしまうこともあります。

このように、非常に危険なので自力での駆除は推奨できません。自分でツマグロスズメバチを駆除するときは、万全の準備を整えて、安全を配慮したうえでおこないましょう。

【業者に依頼する】
安全にツマグロスズメバチの巣を駆除するのであれば、業者に依頼するのがおすすめです。業者であれば、ツマグロスズメバチに関して豊富な知識と経験をもったスタッフが、安全にツマグロスズメバチの巣を駆除してくれるでしょう。

また、業者によってはアフターフォローをおこなってくれるところもあるので、被害が再発してしまった場合にも対処してもらうことができます。中には、駆除作業が終わった後に、再発防止としてさまざまな予防をおこなってくれることもあります。もし、身近でツマグロスズメバチの巣を見つけた際は、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

 

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自分で蜂の巣を駆除することはできる?

自分で蜂の巣駆除をおこなう場合、蜂に刺されるだけではなく、場所によっては高所からの落下などさまざまな危険が伴います。

そのため、自分で駆除できるかどうかの判断基準を知ってから蜂の巣駆除をおこなうことが大切です。そこで、以下に自分で蜂の巣を駆除できるかどうかの判断基準や、駆除しやすい蜂の特徴などについてご紹介します。

自分で駆除できるかの判断基準

自分で駆除できるかの判断基準

蜂の巣を自分で駆除できるかどうかには、いくつかの判断基準があります。まずひとつ目が蜂の種類です。蜂にはツマグロスズメバチをはじめ、アシナガバチやミツバチといった種類が存在しています。自分で蜂の巣を駆除できるかどうかは、この蜂の種類によって判断することができるでしょう。

結論からいってしまうと、自分で蜂の巣を処理するのであれば、アシナガバチかミツバチであるときがよいでしょう。アシナガバチとミツバチは、ツマグロスズメバチに比べて温厚な性格であるため、比較的安全に駆除できます。

一方でツマグロスズメバチは自分で駆除することも可能ですが、非常に攻撃的な性格でありながらもっている毒も強力です。前述にもあるように、自分で駆除をするのは推奨できません。

ふたつ目が蜂の巣の大きさです。蜂の巣の大きさは、働き蜂が羽化しているかどうかを判断するために重要な要素となっています。おおよそ15cmを超える大きさの蜂の巣である場合、働き蜂が羽化して蜂の数が急激増えている状態です。自分で蜂の巣を駆除するのであれば、蜂の巣の大きさが15cm以下の場合のみにしておきましょう。

最後は蜂の巣の場所です。蜂の巣が作られている場所が、軒下や窓枠といった開放的で手の届きやすい場所であれば、自分でも比較的安全に駆除ができます。しかし、屋根裏や壁の間といった閉鎖的で手の届きにくい場所の場合は、自分で蜂の巣を駆除するのは難しいでしょう。

蜂の巣がこのような場所に作られてしまうと、壁に穴をあける、あけた穴をふさぐといった大工スキルが必要な場合もあります。ハシゴに登りながらのといった不安定な状況で作業するケースもあります。とくに高い場所や狭い場所は、行動が制限されてしまうため、蜂の攻撃を回避するのは難しくなります。

そのため、自分で蜂の巣駆除をおこなうのであれば、蜂の巣が小さく、開放的で作業のしやすい場所に作られている場合のみにしておきましょう。

女王蜂一匹の巣は駆除しやすい

ミツバチ以外の蜂は、基本的に女王蜂一匹で巣を作り始めます。その後、働き蜂が羽化した段階で、女王蜂と働き蜂が共同で巣を作るという習性があるのです。

そのため、女王蜂一匹で巣を作っている状態であれば、働き蜂が羽化しておらず比較的安全に蜂の巣を駆除することができます。以下に女王蜂が一匹の場合に、自分で駆除をする手順と用意するものについてご紹介します。

【用意するもの】

  • ・エアゾール式の殺虫剤
  • ・防護服
  • ・ビニール袋
  • ・巣を叩くための棒

【作業手順】
自分でツマグロスズメバチの巣駆除をおこなうにあたって、まずは巣がどこにあるのか正確に把握する必要があります。巣の場所が把握できたら、防護服を着て、棒で軽く巣を叩いてください。このとき、女王蜂が巣の中にいれば、巣の外へ姿を現します。

女王蜂が巣にいると確認ができたら、巣から2m程度離れた場所まで進んで、殺虫剤を巣の入り口へと噴射してください。しばらく殺虫剤を噴射し続けていると、女王蜂が巣の外へと出てきて、そのまま殺虫剤の効果により死にます。

女王蜂が死んでいることが確認できたら、巣を棒で叩いて壊してください。無事に巣を壊すことができたら、用意したビニール袋に巣を入れて作業終了となります。

危険や不安を感じたらすぐにプロへ依頼しよう!

ツマグロスズメバチの巣は、駆除できるかどうかの判断をしっかりとおこなうことができれば、自分で駆除することも可能です。しかし、この判断を誤って自分でツマグロスズメバチの巣駆除をおこなってしまうと、蜂に襲われて自分や周りにいる人が刺されることもあります。

なにか危険や不安を感じるのであれば、プロに依頼しましょう。プロであれば、蜂の種類はもちろんのこと、蜂の巣の大きさや蜂の巣の場所までしっかりと理解したうえで、最適な駆除をおこなってくれます。

また、屋根裏や壁の間といった作業の難しい場所であっても、蜂に関する豊富な知識と経験をもったスタッフが、安全に蜂の巣を駆除してくれるでしょう。依頼したプロによっては、再発防止の処置やアフターフォローもおこなってくれるので、非常に安心です。

身近でツマグロスズメバチの巣を見つけた際は、自分で処理するのではなく、安心して駆除作業をおこなってくれるプロに依頼してみてはいかがでしょうか。

 

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蜂の巣業者の選び方と費用相場

蜂の巣駆除を業者に依頼する場合、どのような点に注目して業者を選べばよいのでしょうか。一口に蜂の巣駆除業者といっても、その作業内容や費用はさまざまです。そのため、なんとなく業者を選んでしまうと、自分の要望と大きくかけ離れた結果となってしまうことも考えられます。

そこで、以下に蜂の巣業者を選ぶ際に知っておきたい蜂の巣駆除の費用相場や、業者選びのポイントなどについてご紹介します。

蜂の巣駆除の費用はこうやって決まる!

蜂の巣駆除の費用はこうやって決まる!

蜂の巣駆除にかかる費用は、おもに3つの要素をもとにして算出されています。その3つの要素とは、「蜂の種類」、「巣の大きさ」、「巣が作られている場所」です。

まず、蜂の種類では蜂の巣を駆除するにあたって、どれだけ危険な種類であるかが費用に影響します。わかりやすい指標としては、対象がスズメバチであるかどうかという点が挙げられます。

スズメバチはアシナガバチやミツバチよりも攻撃的な性格のため、駆除の危険性も高く、ほかの種類の蜂よりも費用が高くなりがちです。

スズメバチの中にもオオスズメバチやツマグロスズメバチといった種類に分けることができますが、費用に関係するのは、スズメバチであるかどうかが大きいでしょう。

次に巣の大きさですが、こちらはわかりやすく巣が大きければ大きいほど、費用が高くなります。単純に蜂の巣が大きければ大きいほど、駆除に要する作業が大がかりになっていくので、費用も高くなってしまうのです。

最後に巣が作られている場所ですが、天井裏や壁の間といった場所に巣がある場合、作業が難しくなってしまうので、費用が高くなってしまいます。

高い場所では、高所用の作業車が必要になったり、狭い場所では壁などを一時的に壊す作業も必要になったりするので、追加で費用がかかってしまうのです。

これらの要素をまとめると、「屋根裏に大きなスズメバチの巣が作られている」といった場合などは、費用が高くなってしまうことが考えられます。一方で「軒下に小さなミツバチの巣が作られている」という場合などは、比較的どの業者でも費用は安くなるでしょう。

蜂の巣駆除の費用相場

では、これらの要素を含めて蜂の巣駆除を業者に依頼した場合、費用相場はどの程度になっているのでしょうか。一般的な蜂の巣駆除の費用相場は、スズメバチで13,000円~30,000円、それ以外の種類の蜂で5,000円~20,000円程度の業者が多くなっています。

もちろん、業者によってはこの費用相場より大幅に安く請け負ってくれるという場合もあります。しかし、あまりに安い費用で蜂の巣駆除を請け負ってくれる業者の場合、再発防止処理やアフターフォローがなく、サービスに差が生じてしまうおそれがあるのでご注意ください。

地域によっては、蜂の巣駆除を業者に依頼したときにかかる費用の一部を、助成金として補助してもらえることがあります。助成金の対象となる条件は、地域によって異なっているので、各地域の市役所のホームページや電話で確認しておきましょう。

業者を選ぶポイント

実際に蜂の巣駆除を業者に依頼するという場合、どのようなポイントを意識して業者を選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで、以下に蜂の巣駆除業者を選ぶ際におさえておきたいポイントをいくつかご紹介します。

【費用が適正であるか】
蜂の巣駆除を業者に依頼する際、多くの方が気にするのが依頼にかかる費用です。この費用は業者ごとに異なっていますが、費用相場と比較してそれほど差がない適性費用の業者を選ぶのがおすすめです。

適性費用の業者であれば、作業後に追加費用を請求されたり、蜂の種類によって断られるという心配が少なくなるでしょう。

【アフターフォローの有無】
蜂の巣を駆除したとしても、そのときたまたま餌をとりにいった蜂などがいた場合、生き残った蜂は巣があった場所をさまよい続けるという習性があります。もし、これが女王蜂だった場合、また同じ場所に巣を作ってしまうおそれもあるのです。

そうなってしまったときに、アフターフォローをおこなってくれる業者であれば、追加で費用を払わずに安心して再度蜂の巣を駆除してもらうことができます。また、業者によっては再発防止処置をおこなってくれることもあるので、業者を選ぶ際には重要なポイントとなるでしょう。

【日程を合わせやすい】
いくら費用やサービスがよくても、自分の希望している日程と業者の日程が合わなければ、蜂の巣駆除を依頼することはできません。しかし、問い合わせの時間が長く作業可能な時間帯も長い業者であれば、こちらの日程に合わせて作業をおこなってもらうことができます。

そのため、蜂の巣駆除業者を選ぶ際は費用やサービス内容だけではなく、日程を合わせやすいかどうかも確認しておきましょう。

まずは見積もりをとってみよう!

自分の希望にあった蜂の巣駆除の業者を見つけられたら、まずは見積もりをとってみましょう。見積もりをとっておくことで、蜂の巣駆除にかかる実際の費用はもちろん、その業者のスタッフの対応なども確認することができます。

また、業者によっては無料で見積もりをとることができ、見積もりで提示された金額から一切追加費用がかからず作業をおこなってくれるところもあります。そのため、ツマグロスズメバチの巣駆除を業者に依頼するときは、無料で見積もりをとってくれるところを選んでみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
ハチ110番編集部
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専門文献や駆除業者・専門家への調査をもとに、蜂の駆除・予防法や駆除業者の選び方など様々なテーマで情報発信をおこなっております。
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