蜂の巣を見つけたらどうすればいい?場所別の対処法や自力駆除の方法|【日本全国対応のハチ110番】

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蜂の巣を見つけたらどうすればいい?場所別の対処法や自力駆除の方法

蜂の巣を見つけたらどうすればいい?場所別の対処法や自力駆除の方法

自分の生活圏内で蜂の巣を見つけたら、不用意に近づかずにまずは巣のある場所に注目してみてください。なぜなら、蜂の巣ができた場所によって責任の所在が違うため、場合によっては自分以外の人に蜂の巣駆除の義務が発生することがあるからです。

また、蜂の種類によって違う巣の形や特徴について知っておけば、自分で蜂を対処しなければならない状況のときに役立ちます。当記事では、蜂の巣を見つけたら確認しておきたいポイントと対処法を解説します。もしも、今すぐに蜂の巣を駆除してほしい場合は弊社にご相談ください。

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蜂の巣を発見したらどうしたらいい?【巣のある場所が最大のポイント】

蜂の巣を見つけたら何よりも先に安全を確保しましょう。蜂は人が巣に近づくと興奮して威嚇や攻撃をしてくるおそれがあるため、巣に近づかないようにしてください。なお、気づかずに巣の近くにいた場合は、静かに後ろ歩きで離れることが大切。焦って勢いよく逃げ出すと、かえって蜂を刺激してしまう場合があるので注意が必要です。

また、万が一蜂に刺されてしまうと、アナフィラキシーショックという症状が起きることもあります。アナフィラキシーショックは蜂の毒によるアレルギー症状のようなもので、死亡例もあるので大変危険です。そのため、蜂の巣を見つけたときの対応は正しくおこないましょう。

蜂の巣から離れて安全が確保できたら、つぎは蜂の巣がどの場所で発生しているのか確認してみてください。巣の発生場所によっては対応が変わってきますので、詳しくご紹介します。

賃貸・集合住宅

賃貸・集合住宅

賃貸物件にお住まいの方である場合、自分の生活スペースである占有部分、入居者全員の共有スペースである共有部分のどちらに蜂の巣があるかで責任の所在が変わります。それぞれの対処方法を見てみましょう。

■占有部分
占有部分である「自分の部屋や窓、ベランダ」などで蜂の巣を見つけたら、賃貸物件であっても自分での対処が必要になります。蜂が部屋に侵入してくる可能性が高いため、早めに駆除依頼をするようにしましょう。

なお、賃貸契約の内容によっては管理会社が補償してくれる場合もあります。業者に依頼する前に、管理会社へ相談をして契約内容を確認しておくとよいでしょう。

■共有区分
共用の通路・入り口・庭といった多数の人が利用するスペースは共有区分として扱われ、入居者が蜂の巣を駆除する必要はありません。この場合、管理会社が駆除の責任を負うことになりますので、共有区分で蜂の巣を見つけたらすぐに管理会社へ連絡をしましょう。

公共の場所

公園の中や道路の脇に植えてある木の上など、公共の場所につくられている蜂の巣の場合は、自分で駆除をする必要がありません。ただ、公共の場所で蜂の巣を見つけたら、できれば各自治体に連絡をすることをおすすめします。

公共の場所にある蜂の巣を放っておくと、だれかが気づかず蜂の巣に近づいてしまったときに、刺されてしまうかもしれないからです。連絡をした後は、自治体により蜂の巣の駆除をおこなってくれます。

自分の家・敷地内

自分の家や敷地内といった自分の保有するスペースの場合、自分で蜂の巣を対処する必要があります。ただ、まだ問題なさそうだからといって蜂の巣を放置せず、なるべく早めに駆除をしてもらうようにしましょう。

なぜなら、敷地内で発生した蜂によって自分や家族が刺される可能性がありますし、近くの通行人が刺されれば責任を問われる可能性があるからです。このようなトラブルが起きる前に、自分の家や敷地内で蜂の巣を見つけたらすぐに対処しなければなりません。

自分で蜂の巣を対処する必要がある場合、「自分で駆除する」「業者に依頼する」のいずれかの手段を取ることになるでしょう。蜂の巣の大きさによっては自分で駆除をするのも不可能ではありませんが、業者に依頼して安全かつ迅速に駆除をしてもらったほうが無難な選択です。

駆除費用が気になるという方は、業者依頼をする前に一度各自治体にて相談をしてみるというのもひとつの手段です。自治体によっては条件を満たすことで蜂の巣駆除費用の一部負担をしてくれる場合もあるので、まずはお住まいの自治体のホームページなどで確認してみましょう。

また、蜂の巣が大きくて刺される危険性が高いなど、緊急で駆除が必要な場合はすぐに業者に依頼したほうがよいでしょう。弊社では、蜂の巣の早期駆除が可能な業者を紹介できますので、お困りであればぜひご相談ください。

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蜂の巣駆除の難易度は「蜂の種類」によって大きく異なる!

蜂の巣を駆除してもらうときに、あらかじめ蜂の種類や巣の特徴を知っておくと、スムーズに駆除依頼をすることができます。また、自力で駆除をする場合は蜂の種類と巣の状態を確認して、以下の目安に当てはまるか見てみましょう。

【自力で蜂の巣駆除をする目安】
・スズメバチ以外の蜂であるか
・初期段階の小さな巣であるか
・「低い場所」で「駆除しやすい位置」に巣があるか

これらの目安にすべて当てはまるのであれば、自分で蜂の巣を駆除することを検討してみてもよいでしょう。しかし、蜂の巣駆除は危険がともなう作業です。少しでも難しそう感じたら無理をせず、「プロに蜂の巣駆除を依頼するときの費用相場」を参考にして業者に依頼するようにしてください。

スズメバチ【巣・外見の特徴】

スズメバチ【巣・外見の特徴】

オレンジ色に近い体をしている蜂を見かけた場合、それはスズメバチである可能性があります。ただ、姿はアシナガバチと少し似ているため、種類を特定するなら安全に調べられる範囲で巣の形を確認してみましょう。フラスコを逆さにしたような形や、ボールのように丸い形をしている蜂の巣を見つけたら、それはスズメバチのものである可能性が高いです。

スズメバチの巣であることが分かった場合は、自分で駆除をすることをあきらめて、業者に駆除してもらうのがよいでしょう。スズメバチはほかの蜂よりも警戒心が強く、巣に近づくだけで攻撃してくるほど危険だからです。さらにスズメバチは強力な毒をもつ種類も多く、刺されることで死亡する例も珍しくありません。

アシナガバチ【巣・外見の特徴】

その名前の通り、アシナガバチは長い足をもっているのが特徴的な蜂の種類です。種類にもよりますが、黄色いしま模様で全体的にスリムな体をしています。もしスズメバチとの判断が難しければ、巣の形状を見てみましょう。アシナガバチの巣はひっくり返したお椀や、シャワーヘッドに似た形とよく表現されます。

なお、アシナガバチの場合は巣が小さくて働き蜂の数も少ない初期状態の巣に限り、自分で駆除をすることが可能です。ただ、スズメバチほどではありませんが強力な毒をもっており、刺されるとかなり強い痛みを感じてしまいます。

ミツバチ【巣・外見の特徴】

ミツバチは形が丸みを帯びていて、毛が生えているという特徴をもっている蜂の種類です。巣の形状は平らで、大きくなると層のように何枚もの板が並んでいる状態になります。

自力での駆除は可能ですが、ミツバチの巣は大きくて蜂の数も多くなりやすいので注意が必要です。手に負えそうにない巣のサイズ・蜂の数になっている場合は、業者に駆除を依頼しましょう。

また、ミツバチはそこまで攻撃性が高いわけではなく、スズメバチやアシナガバチと比べると刺されるリスクは少ないです。しかし、自身や巣に危険が迫ってきた場合は集団で攻撃しに来るおそれもあるので、ミツバチの巣を見つけたら近づかないようにしましょう。

自力で蜂の巣を駆除するときの注意点と手順

自分で駆除ができると判断した方に向けて、蜂の巣を駆除するときの具体的な手順を解説していきます。まずは駆除を始めるまえに、以下の道具をすべてそろえましょう。

蜂の巣の駆除で必要なもの
低い位置の巣を駆除する場合 高い位置の巣を駆除する場合
・蜂駆除用の防護服一式
・殺虫スプレー2~3本
・巣を入れるゴミ袋
・赤いセロファンを巻いた懐中電灯
・蜂駆除用の防護服一式
・燻煙剤と予備用の殺虫スプレー
・巣を入れるゴミ袋
・赤いセロファンを巻いた懐中電灯
・巣に届くほど長い棒

防護服一式については通販サイトなどから自分で購入するほか、自治体から借りられる場合もあります。各自治体に相談をして、蜂駆除用の防護服を借りられないか聞いてみるのもよいでしょう。

自力駆除する際の注意点【時間帯・戻り蜂】

自力駆除する際の注意点【時間帯・戻り蜂】

蜂を自力で駆除するときは、かならず夜の暗くなった時間帯で作業をおこなうようにしてください。蜂は基本的に昼行性の昆虫であるため、夜は動きがにぶくなり駆除がしやすくなるからです。

また、反対に昼間は蜂の動きが活発になっており、働き蜂が餌を求めて飛び立っていることが多いです。このときに蜂の巣を駆除してしまうと、戻ってきた蜂が巣のない状況に混乱して、周囲を飛び回ってしまいます。

このように巣のあった場所をうろつく蜂は「戻り蜂」と呼ばれます。この戻り蜂を避けるためには、夜の時間帯に駆除をおこない、なおかつ殺虫剤で1匹残らず蜂を駆除しなければなりません。自力ですべての蜂を駆除することは不可能ではありませんが、殺虫剤の力だけでは逃げていく蜂に対応するのは難しいでしょう。

そのため蜂の巣を見つけたら、たとえ小さな巣であったとしても蜂駆除の経験豊富なプロにお任せするのがおすすめ。業者により徹底的な駆除をしてもらえば、戻り蜂が現れてしまう心配は少なくなります。

蜂の巣を駆除する手順

蜂の巣の駆除手順
低い位置の巣を駆除する手順 高い位置の巣を駆除する手順
1.懐中電灯を使って巣の位置を確認
2.巣から2~3mの位置まで近づく
3.巣に殺虫剤を吹きかけ、蜂を駆除
4.袋の中に巣を入れ、取り除く
5.巣の場所と周辺にスプレーをかける
1.懐中電灯を使って巣の位置を確認
2.棒に燻煙剤を固定し、点火する
3.燻煙剤を巣にかけて蜂を駆除
4.棒を使って巣を落とし、袋に入れる
5.巣の場所と周辺に燻煙剤をかける

基本的には、上記の手順をおこなうことで蜂の巣を駆除することが可能です。蜂に殺虫スプレーや燻煙剤を使う際は、確実に駆除ができるように念入りに殺虫成分を当てるようにしてください。また、逃げた蜂や庭の周辺ではぐれた蜂などがいた場合は、戻り蜂を防ぐために残さず駆除するようにしましょう。

※蜂の巣駆除の手順や注意点をより詳細に知りたい方は、「蜂の巣駆除の方法」の記事も参考にしてみてください。

プロに蜂の巣駆除を依頼するときの費用相場

ここでは、蜂駆除を業者に依頼したい方向けに、最低限知っておきたい費用相場について解説していきます。業者や蜂の種類によって費用相場は異なりますが、目安として以下範囲で費用がかかることがあります。

【蜂の巣駆除費用の相場目安】
スズメバチ: 4万5千円~5万円程度
アシナガバチ:2万円~2万5千円程度
ミツバチ:3万円~4万円程度

また、各自治体によっては蜂の巣駆除費用を一部負担してくれる場合があります。蜂の巣を見つけたら業者依頼をする前に、お住まいの自治体へ確認してみるとよいでしょう。

追加料金が発生するケース

追加料金が発生するケース

先ほどご紹介した蜂の巣駆除の費用相場は、あくまで基本料金のものなので、巣の状態や依頼する時期によっては追加料金がかかることもあります。たとえば、以下のケースでは追加料金が発生することがあるため、注意しておきましょう。

【追加料金が発生するケース】
・巣が大きくなっている
・複数箇所に巣ができている
・巣が高い位置、狭い位置にある
・蜂の活動が活発な時期に依頼した

蜂の巣駆除業者を選ぶコツ

蜂の巣駆除業者を選ぶときに後悔しないコツは、自分が信頼できる業者を選ぶこと。たとえば、万が一戻り蜂や新しい巣が発生してしまったときの保証をしてくれる業者であるか確認しておくとよいでしょう。そのほかにも、蜂の巣の調査をしてもらったときに丁寧な対応をしてくれるか、蜂の巣の駆除実績はどのくらいかも確認することが大切です。

また、業者の質の高さを踏まえたうえで、複数の業者から相見積りをして、自分がお得だと感じる業者を選ぶのがおすすめです。弊社では、蜂の巣の駆除実績が豊富な業者をご紹介するサービスを展開しています。

どの業者を選んだらいいのか困っている場合は、ぜひ弊社にご相談ください。加盟業者の中からご要望にそう最適な業者を探してご紹介いたします。

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この記事の執筆者
ハチ110番編集部
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専門文献や駆除業者・専門家への調査をもとに、蜂の駆除・予防法や駆除業者の選び方など様々なテーマで情報発信をおこなっております。
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